農商工連携を支援 兵庫県など助成制度設立

 農林漁業者と中小企業者による「農商工連携」を後押しするため、兵庫県などは、約25億円に上る「ひょうご農商工連携ファンド」を設立した。有望な事業には500万円以内の助成金を出す。国の助成制度よりも認定要件を緩和し、支援の対象を広げた。

 農商工連携は、第1次産業の農林漁業者と2、3次産業の事業者が組んで、地域に根差した産物の付加価値を高める試み。2008年に国が支援策を設け、県内では酪農家と酒造会社による酒かすヨーグルトの開発など12件が助成されている。

 国の制度は試作品が出来上がっていることなどが条件だが、県の制度では構想段階でも認定可能。助成のハードルを低くしたのが特徴だ。

 ファンドは県、ひょうご産業活性化センター、地域金融機関などが計25億6000万円を拠出。運用益を助成金に充てる。運用期間は10年で、年間約3400万円を見込む。

 助成は対象経費の3分の2以下。2年間で総額50万円以上500万円以内。25日から5月12日まで募集している。産業活性化センターTEL078・230・8110(井垣和子)


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